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13人に一人いるLGBT。なんで周りにいないの?

認知度の高まる「LGBT」という言葉の一方で、
LGBTにおける日本の人口約900万人(約7.6%)と言う数字はどのくらいかご存じですか?

LGBTは、日本の人口の約5%~8%存在します。

電通総研が2015年、国内の成人男女約7万人に行った調査では、日本におけるLGBTの割合は人口の約7.6%と言われ、約900万人が該当すると言われています。
これは職場において13人に1人は存在していることを意味します。

(LGBTの内訳:レズビアンが全体の0.5%、ゲイが0.9%、バイセクシュアルが1.7%、トランスジェンダーが0.7%、その他が3.8%)

900万人というと、神奈川県の人口(約900万人)、左利きの人の割合(約1,000~1,500万人)、小・中学生の人口(約1,000万人)、AB型の割合(約1,260万人)と多少の差はありますが、ほぼ同じ数と言えます。

それだけのLGBTが存在しているにも関わらず、当社が企業・行政などから研修の講師として呼ばれた際に「周りの友人や知人にLGBTの方がいる方はいらっしゃいますか?」とお聞きすると、地域差はありますが、2割~3割くらいしか手が挙がりません。

「神奈川県出身の方に会ったことがない」という方はいないのに、多くの方が「周りにはLGBTはいない」と答えているのは何が起きているのでしょうか。

それは、オープンにしている人が少ないため、その存在に気づくことが難しいということです。

LGBTの認知が広がっているため、少しずつカミングアウトしやすい環境になってきているとはいえLGBT当事者は「自分のことをオープンにしたら職場にいられない」「本当の自分のことを話したら上司から嫌われてしまう」と不安に思い、多くのLGBTは生きづらい環境で生活をしています。
そのような理由から、本当は一緒に働いている仲間や普段接している友人がLGBTであったとしても、「気づくことが出来ない」状況になっています。

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