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性別は男性と女性の2つだけ??

性の基本知識

普段、私たちはあまり意識しませんが、実を言うと性は3つの要素に分かれています。

生物学的性(カラダの性)

人は生まれてきた時に医師等の判断で主に外性器の形態によって男性か女性に区別されます。
しかしごくまれに外見が女性のように見えても、精巣を持っている場合などがあり、こうした人たちのことをIS(インターセックス)と言います。

性自認(ココロの性)

「私は男性」「私は女性」という自分がどちらで認識をしているのかという心の性別のことです。
多くの人は戸籍上、身体上の性別と一致をしていますが、一致せずに性別違和感を持つ人もいます。これらの人の事をトランスジェンダーと言います。

男女どちらにも帰属しないXジェンダーの人たちなど多様な性のあり方があります。

性的指向(スキになる性)

どの性別を恋愛や性愛の対象とするかをいう指向のことを言います。
同性を好きになる女性はレズビアン、同性を好きになる男性はゲイ、両性を好きなる人のことをバイセクシュアルといいます。また、恋愛や性愛の対象を持たないAセクシュアルやすべての人が恋愛や性愛の対象になる人の事をパンセクシュアルと言います。

「その他」という選択肢の広まり

性は3つの要素に分かれていると言う説明をさせて頂きましたが、

実際のところ私たちは普段、日常生活においてサービル利用時や何かの会員登録をしようとする時に、
性別記入欄において「男性」か「女性」か2つの中から選択を求められます。

そうした中、一部のサービスでは会員登録画面において、男性、女性以外に「その他」という選択肢を設けているサービスが増えてきているのはご存知でしょうか?

例えば、Googleやスマートフォンアプリ「SmartNews」の会員登録の性別記入欄においては「その他」を設けており、アメリカ版のFacebookでは「male」「female」以外に「custom」が表示されるようになっており、「custom」を選択すると入力欄が表示され、50以上ものオプションの中から自分にあったセクシュアリティを選択できる仕様になっています。

また一部の企業、団体などでは採用活動において、エントリーシートから性別記入欄を削除したり、「その他」の選択肢を設けてその広まりにより理解度の高まりを期待しています。

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